[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約1%下落した。堅調な米の経済指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)の一段利上げ観測が高まり、経済成長と石油需要が減速するとの見方が広がった。
ただ、ロシアの国営パイプライン企業トランスネフチが27日、主要パイプラインを経由したポーランドへの輸出を停止したため、供給懸念から下げ幅は限定的となった。
清算値は、北海ブレント先物が0.71ドル(0.9%)下落の1バレル=82.45ドル。米WTI先物は0.64ドル(0.8%)下落の75.68ドルだった。