[ストックホルム 28日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)によると、ロシアの1月の石油・ガス輸出からの収入が185億ドルと、前年同月の300億ドルから38%落ち込んだ。ロシア産原油に対する上限価格設定や西側諸国による制裁の影響とみられる。
ビロルIEA事務局長はロイターに対し、ロシアのエネルギー輸出を標的とした西側の措置は、石油市場を安定させロシアの石油・ガス部門の収入を減らすという目的を達成したと指摘。「われわれの予想では今後数カ月でさらに大幅に減少し、中期的には、技術や投資へのアクセスの欠如によって、さらに急激な落ち込みとなるだろう」と語った。