[ヒューストン 28日 ロイター] - 米石油大手シェブロンは28日、第2・四半期から自社株買いプログラムを17%拡大し、年間175億ドルにすると発表した。さらに、2027年までに年間3%以上とする生産拡大見通しを再確認した。
今年の支出は27年までのガイダンスの上限である150億─170億ドル近辺になる見通しで、米国での支出を拡大する計画とした。米パーミアン盆地での石油・ガス生産を日量100万バレルとする目標を堅持した。
シェブロンは1月、自社株買いの規模を従来の3倍となる750億ドルに拡大すると発表。期限は定めていない。750億ドルの自社株買いは業界で最大規模で、石油と天然ガスの価格が上昇する中、利益を積極的に株主に還元する姿勢を示した。