[シンガポール 2日 ロイター] - アジア時間序盤の原油先物は続伸。中国経済の力強い回復を示す指標が買い材料視されており、米原油在庫の増加を巡る懸念を打ち消している。
北海ブレント先物は0231GMT(日本時間午前11時31分)時点で0.12ドル高の1バレル=84.43ドル。米WTI先物は0.07ドル高の77.76ドル。
ブレント、WTIとも前日は約1%上昇。中国国家統計局が発表した製造業購買担当者景気指数(PMI)が10年余りぶりの高水準を記録し、景気回復が一段と鮮明になったことが背景。
ただ、米エネルギー情報局(EIA)のデータによると、原油在庫は10週連続で増加。これが原油相場の上値を抑えた。