[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米国時間の原油先物は上昇。原油輸入国である中国の景気回復の兆しや米国の積極的な利上げ懸念の緩和を受けた。
清算値は、北海ブレント先物が0.44ドル(0.5%)高の1バレル=84.75ドル。米WTI先物は0.47ドル(0.6%)高の78.16ドル。
中国国家統計局が1日発表した2月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.6と1月の50.1から予想以上に上昇し、2012年4月以来の高水準を記録した。
一方、米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は2日、米連邦準備理事会(FRB)による利上げの影響が本格的に発現するのは今春以降となる可能性があると述べた。また、この点が当面は0.25%ポイントの「緩やかな」利上げを行う根拠になるとの認識を示した。