健康コーポレーション {{|0:}}の、スポーツジム「RIZAP」(ライザップ)が好調である。
2カ月間トレーニングをする標準的なコースで、約30万円と決して安くない料金である。
それとは別に入会金5万円も必要である。
それでも約6000人がトレーニング中のほか、500人以上が順番待ちの好調ぶりである。
また、元プロボクサーで俳優の赤井英和さんを起用したCMにより認知度が高まり、同年代である50代の顧客層を獲得。
さらに最近ではアイドルグループSMAPの香取慎吾さんを起用したことで、若い層の利用客の増加が見込めよう。
また、RIZAPは高単価である一方で、他のスポーツクラブと異なり、プールやエアロバイクなど設備を必要とせず、個室ブースにベンチプレスの機械などがあるのみ。
その為、他のスポーツジムと比べ、水道光熱費、設備維持費などが低い。
その他、建物も大きく目立つ必要がないため、地代家賃なども低くてすむ。
他社よりも原価率が低く抑えられることで、広告宣伝費にコストを投入することが可能となる。
この広告展開によって、さらに顧客が伸びる構図であろう。
元々同社の顧客層は女性が6割、男性が4割の比率である。
また、年齢層は女性が20、30代、男性は30、40代が中心とみられている。
高額にも係わらず、女性の利用客が多いことについては、長期的にエステに通うよりも割安であるほか、基礎代謝を高めることにより身体の中から健康になることを求めているようだ。
新中期経営計画「COMMIT 2020」では、「自己投資産業グローバルNo.1ブランド」となることを目標に掲げ、その手段として医療分野への進出や海外への本格進出という要素が盛り込まれた。
業績目標としては、2021年3月期において連結売上高3,000億円、連結営業利益350億円をコミットしている。
ターゲットとする市場は、人間が持つ様々な欲求のうち、最上位に位置付けられる「自己実現の欲求」を満たすための商品・サービスの市場であるとしており、同社はこのような自身のビジネスを「自己投資産業」と称している。
「自己投資産業」は「生活必需品産業」とは異なり、上限なく拡大し得る市場であり、その市場に見合った商品・サービスを投入できれば高い収益性と高い持続性によって、急激な拡大が可能であると同社は判断している。
昨年11月に北九州市の医療法人有吉クリニックと業務提携している。
内容は、人間ドックとRIZAPのトレーニングを組み合わせた新サービスの開発やRIZAPに関する医療的見地からのエビデンス開発など様々なものが含まれているが、これらは順調に始動している。
また、最近では新規事業として医薬品事業の開始を決定している。
医薬品事業への参入にあたり新会社を設立し、2015年8月には医薬品販売を開始する予定だ。
来期以降は化粧品やサプリメントの独自開発も視野に入れており、製薬事業のM&Aも検討している。
2020年には4.4兆円に成長するとされているヘルスケア関連市場において、予防医療市場に注目が集まっている。
政府も「日本再興戦略」改訂2014において、医療費負担問題の深刻化を受け、一定の基準を満たした場合のヘルスケアポイントの付与・現金給付等、個人の健康・予防に向けた取組に応じて保険料に差を設けるインセンティブ導入の検討を表明している。
生活習慣病対策や健康管理・増進、病気を未然に防ぐセルフメディケーションのニーズは、今後もますます高まることが予想される。
足元の株価は5月26日の高値1085円をピークに、調整が続いている。
これにより直近の急伸前の水準まで下げてきており、75日線レベルでの攻防をみせている。
また、長期的には25日線が支持線として意識されており、現在の水準は押し目狙いの好機とみておきたい。
2カ月間トレーニングをする標準的なコースで、約30万円と決して安くない料金である。
それとは別に入会金5万円も必要である。
それでも約6000人がトレーニング中のほか、500人以上が順番待ちの好調ぶりである。
また、元プロボクサーで俳優の赤井英和さんを起用したCMにより認知度が高まり、同年代である50代の顧客層を獲得。
さらに最近ではアイドルグループSMAPの香取慎吾さんを起用したことで、若い層の利用客の増加が見込めよう。
また、RIZAPは高単価である一方で、他のスポーツクラブと異なり、プールやエアロバイクなど設備を必要とせず、個室ブースにベンチプレスの機械などがあるのみ。
その為、他のスポーツジムと比べ、水道光熱費、設備維持費などが低い。
その他、建物も大きく目立つ必要がないため、地代家賃なども低くてすむ。
他社よりも原価率が低く抑えられることで、広告宣伝費にコストを投入することが可能となる。
この広告展開によって、さらに顧客が伸びる構図であろう。
元々同社の顧客層は女性が6割、男性が4割の比率である。
また、年齢層は女性が20、30代、男性は30、40代が中心とみられている。
高額にも係わらず、女性の利用客が多いことについては、長期的にエステに通うよりも割安であるほか、基礎代謝を高めることにより身体の中から健康になることを求めているようだ。
新中期経営計画「COMMIT 2020」では、「自己投資産業グローバルNo.1ブランド」となることを目標に掲げ、その手段として医療分野への進出や海外への本格進出という要素が盛り込まれた。
業績目標としては、2021年3月期において連結売上高3,000億円、連結営業利益350億円をコミットしている。
ターゲットとする市場は、人間が持つ様々な欲求のうち、最上位に位置付けられる「自己実現の欲求」を満たすための商品・サービスの市場であるとしており、同社はこのような自身のビジネスを「自己投資産業」と称している。
「自己投資産業」は「生活必需品産業」とは異なり、上限なく拡大し得る市場であり、その市場に見合った商品・サービスを投入できれば高い収益性と高い持続性によって、急激な拡大が可能であると同社は判断している。
昨年11月に北九州市の医療法人有吉クリニックと業務提携している。
内容は、人間ドックとRIZAPのトレーニングを組み合わせた新サービスの開発やRIZAPに関する医療的見地からのエビデンス開発など様々なものが含まれているが、これらは順調に始動している。
また、最近では新規事業として医薬品事業の開始を決定している。
医薬品事業への参入にあたり新会社を設立し、2015年8月には医薬品販売を開始する予定だ。
来期以降は化粧品やサプリメントの独自開発も視野に入れており、製薬事業のM&Aも検討している。
2020年には4.4兆円に成長するとされているヘルスケア関連市場において、予防医療市場に注目が集まっている。
政府も「日本再興戦略」改訂2014において、医療費負担問題の深刻化を受け、一定の基準を満たした場合のヘルスケアポイントの付与・現金給付等、個人の健康・予防に向けた取組に応じて保険料に差を設けるインセンティブ導入の検討を表明している。
生活習慣病対策や健康管理・増進、病気を未然に防ぐセルフメディケーションのニーズは、今後もますます高まることが予想される。
足元の株価は5月26日の高値1085円をピークに、調整が続いている。
これにより直近の急伸前の水準まで下げてきており、75日線レベルでの攻防をみせている。
また、長期的には25日線が支持線として意識されており、現在の水準は押し目狙いの好機とみておきたい。