[ヒューストン 8日 ロイター] - 米国時間の原油先物は下落。米利上げがより積極化し経済成長と原油需要を圧迫するとの懸念が広がった。
原油先物は前日に3%超下げた。最近の好調なデータを受けて予想以上の利上げが必要になる可能性が高いとのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けた。
8日の清算値は、北海ブレント先物が0.63ドル(0.8%)安の1バレル=82.66ドル、米WTI先物が0.92ドル(1.2%)安の76.66ドルだった。
リポウ・オイル・アソシエイツのアンドリュー・リポウ社長は「長期間の金利上昇を示すFRBからのタカ派発言を受け、原油価格はなお下落圧力を受けている」と述べた。