[9日 ロイター] - インド石油・天然ガス省傘下の調査機関、石油計画分析室(PPAC)がまとめたデータによると、2月の同国の燃料需要は前年同月比5%超増の日量482万バレル(1850万トン)と、少なくとも過去24年間で最高を記録した。
前年比での増加は15カ月連続。割安なロシア産原油の購入で、インドの産業活動が活発になったことが背景。
ケプラーの首席アナリスト(原油担当)は、3月の燃料需要を日量517万バレルと予想。モンスーン期に入ると産業活動が停滞するため、4─5月は各500万バレル程度になるとの見通しを示した。