[10日 ロイター] - 米エネルギー省のグランホルム長官は、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)とのインタビューで、米国と欧州連合(EU)がクリーンエネルギーについて自由貿易協定(FTA)型の協定を議論していることを明らかにした。
長官は「貿易で争いたくない。全てを持ち上げる方向でどのようにこれを実現できるかEUと協議している」と発言。米国は脱製造業化の流れを反転させ、中国依存を断ち切るため、製造業の「屋台骨」を構築したいと述べた。
欧州連合(EU)欧州委員会は9日、グリーン産業に手厚い補助金を打ち出した米インフレ抑制法に対抗するため、EU加盟国に米国と同額の補助金を企業に支給することを認めるルールを発表した。