[東京 14日 ロイター] - 大阪取引所で取引されている金先物が取引時間中の最高値を更新した。中心限月2024年2月限が一時8185円(1グラム当たり)を付け、22年4月の8160円を上回った。相次ぐ米銀破綻で「安全資産」としての金の需要が高まっている。
TORANOTEC投信投資顧問の運用部シニアファンドマネージャー、山岡浩孝氏は「リーマン・ショックの二の舞になるのではないかとの恐怖心が市場に広がっており、円や金など安全資産が買われやすくなっている。金利低下も利息を生まない金には優位に働く」と述べている。