[国連 14日 ロイター] - 国連のステファン・デュジャリック報道官は14日、ウクライナ産穀物を黒海を通じて安全に輸出するための国際合意(黒海穀物イニシアティブ)について「現状下で」継続させるためにグテレス事務総長が「可能な限りのこと」を行っていると述べた。
合意では120日間の延長が定められているが、ロシア側は60日間の延長を提案。デュジャリック報道官は「事務総長およびチームはあらゆる当事者と緊密に連絡を取りながら、現状下でこのイニシアティブの継続を確保するために可能な限りのことを行うことに集中している」と述べた。
一方、ロシア通信(RIA)によると、ロシアのセルゲイ・ベルシニン外務次官は60日間の延長提案についてあらゆる当事者からまだ公式な回答を受け取っていないと明かした。