[24日 ロイター] - ロシア穀物協会のトップは24日、黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意について、ロシアは全く恩恵を得ておらず、世界市場への供給促進にもつながっていないとの見解を示した。
ロシアは合意延長の条件として、ロシア農業銀行を国際送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)に復帰させるとともに、農機や部品の対ロ輸出許可、保険の制限解除などを求めている。
グテレス国連事務総長はロシアのプーチン大統領宛ての書簡で、穀物合意の「改善、延長、拡大を目指す道」を提案した。国連のファルハン・ハク副報道官が24日、明らかにした。