[東京 27日 ロイター] - 27日の原油先物価格は反発。米国の景気後退懸念とロシアの石油輸出増加に伴い前日は4%近く値を下げていた。
0039GMT(日本時間午前9時39分)時点で、北海ブレント先物は0.35ドル(0.45%)高の1バレル=78.04ドル。米WTI先物は0.21ドル(0.28%)高の74.51ドル。
ANZリサーチは顧客向けノートで「経済成長低迷見通しが強気の在庫統計を相殺する中、原油は下落した」と指摘。「また、ロシア産原油輸出が好調なことから、市場は石油輸出国機構(OPEC)による最近の減産の有効性を疑問視している」とした。