[北京 9日 ロイター] - 中国税関総署が9日発表した4月の同国の原油輸入は前年同月比1.45%減の4241万トン(日量1030万バレル)と、1月以来の低水準となった。
高水準の在庫、製油所のメンテナンス期間、国内の景気回復低迷が需要の重しとなった。
アナリストによると、製油所がメンテナンス期間に入り、処理能力が低下した。3月の原油輸入は2020年6月以来の高水準で、在庫も積み上がっていた。世界経済の減速で国内製造業の回復も鈍かった。
4月の天然ガス輸入は前年比11%増の898万トンだった。