[10日 ロイター] - アジア時間序盤の原油先物価格は、業界データで米原油在庫が予想外に増加したことが示され下落した。市場は10日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)に注目している。
0008GMT(日本時間午前9時8分)時点で、北海ブレント先物は0.16ドル安の1バレル=77.28ドル、米WTI先物は0.20ドル安の73.51ドル。
米石油協会(API)の9日発表によると、5日終了週の原油在庫は約360万バレル増加し、ガソリン在庫は39万9000バレル増加した。ロイターのアナリスト予想では、原油在庫は90万バレル減、ガソリン在庫は120万バレル減とされていた。
10日には米政府の石油在庫データが発表される。