[イスタンブール 10日 ロイター] - トルコのチャブシオール外相は10日、18日に期限が切れる黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意について、少なくとも2カ月延長できるとの見通しを示した。
トルコと国連が仲介した同合意について、ロシアは自国の肥料輸出を巡る懸念が対処されなければ延長に合意しないと主張。関係各国はこの日からイスタンブールで協議を開始した。
チャブシオール外相はモスクワ訪問から帰国後に記者団に対し、穀物輸出合意についてロシアのラブロフ外相と協議したとし、「少なくともあと2カ月延長できると考えている」と表明。イスタンブールで始まった協議で前向きな結果が得られると期待していると述べた。