[モスクワ 12日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は12日、南アのラマポーザ大統領と電話会談を行い、ロシアはウクライナの紛争を解決するための「外交路線」を拒否したことはないと伝えた。ロシア大統領府が発表した。
ロシア大統領府によると、プーチン氏はウクライナ和平協議にアフリカ諸国も参加するとのラマポーザ大統領の提案に支持を表明。このほか、ロシア産の穀物と肥料をアフリカ諸国に無償で提供すると改めて提案した。
ロシア大統領府によると、今回の電話会談は南アの要請を受けて実施された。
米国のブリゲティ駐南アフリカ大使は11日、南アがロシアに対し武器や弾薬を提供した可能性を指摘。南アはこの日、ロシアにいかなる武器も承認していないとして米国の非難に反論した。