[18日 ロイター] - 共同石油統計イニシアチブ(JODI)が18日公表したデータによると、3月のサウジアラビアの原油輸出量は前月比約1%増の日量752万バレルとなった。2月の日量746万バレルから上向いた。
国内製油所の処理量は日量28万9000バレル増の273万2000バレル。原油生産は日量1046万バレルだった。
サウジなど石油輸出国機構(OPEC)加盟国は、月間の輸出量をJODIに報告し、JODIがデータを公表している。
一方、タンカー追跡サービスのペトロ・ロジスティクスやケプラーは、OPECと非加盟の主要な産油国で構成する「OPECプラス」各国による自主減産が定着していることから、5月はサウジからの輸出が減少した可能性があるとしている。