■株主還元
SDエンターテイメント {{|0:}}の株主還元策は、配当金を基本としつつ、消費者向け事業を行っている点を活かして、株主優待を組み合わせたものとなっている。
2015年3月期末の配当金は13.40円で、事前予想の11.6円から引き上げられた。
これは、同社の配当方針が業績連動型であり、2015年3月期については配当性向20%(普通配10%、記念配10%)を公約していた状況にあって、当期利益が予想を上回ったためである。
2016年3月期については、8.86円を予想している。
同社は2015年4月1日付で1:2の株式分割を行っているため、前期の配当金は分割調整すると6.7円となる。
したがって今期予定の8.86円という配当は実質的に増配となる。
また、予想1株当たり利益に対する配当性向は30%となり、前期実績の20%からさらに引き上げられる予定だ。
また、株主優待は、最低取引単位である100株の保有から権利が得られるほか、今回、1000株以上の保有者向けの枠を新設した。
権利確定は年2回(3月末、9月末)としており、より株主優待を得られやすくなっている。
内容も、従来からの施設利用券に加えて健康コーポレーションの商品が加えられて、選択肢の幅が広がり、北海道外在住の投資家には利便性が増している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
2015年3月期末の配当金は13.40円で、事前予想の11.6円から引き上げられた。
これは、同社の配当方針が業績連動型であり、2015年3月期については配当性向20%(普通配10%、記念配10%)を公約していた状況にあって、当期利益が予想を上回ったためである。
2016年3月期については、8.86円を予想している。
同社は2015年4月1日付で1:2の株式分割を行っているため、前期の配当金は分割調整すると6.7円となる。
したがって今期予定の8.86円という配当は実質的に増配となる。
また、予想1株当たり利益に対する配当性向は30%となり、前期実績の20%からさらに引き上げられる予定だ。
また、株主優待は、最低取引単位である100株の保有から権利が得られるほか、今回、1000株以上の保有者向けの枠を新設した。
権利確定は年2回(3月末、9月末)としており、より株主優待を得られやすくなっている。
内容も、従来からの施設利用券に加えて健康コーポレーションの商品が加えられて、選択肢の幅が広がり、北海道外在住の投資家には利便性が増している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)