[2日 ロイター] - 米国時間の原油先物は2%下落した。米原油在庫が大幅に減少したが、格付け会社フィッチ・レーティングスによる米国債格下げを受けてリスク回避の動きが強まった。
米エネルギー情報局(EIA)の発表によると、米原油在庫は1週間で約1700万バレル減少した。減少幅は1982年以降で最大という。ただ、フィッチの米国債格下げを背景に金融市場全体が下落し、原油先物も売り優勢となった。
清算値は、米WTI先物が1.88ドル(2.3%)安の1バレル=79.49ドル。北海ブレント先物は1.71ドル(2%)安の83.20ドルとなった。