[2日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)が2日発表した報告書によると、再生可能エネルギー生産者に対する米政府の補助金は2016年度の74億ドルから2022年度は156億ドルと、2倍以上に増加し、この期間におけるエネルギー関連支援のほぼ半分を占めた。
近年は補助金の大半が税制優遇措置の形を取っている。業界の急成長を一因として太陽光発電への支給が最大のシェアを占めた。2016年時点ではバイオ燃料のシェアが最も大きかった。
2021年は、エネルギー料金などを補助する低所得者向け住宅エネルギー支援プログラムへの資金援助が一時的に倍増し、100億ドル近くに上った。これは議会が新型コロナウイルス救済計画の下で同プログラムへの追加資金を承認したため。