[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約2%上昇した。サウジアラビアとロシアが9月も供給を制限すると発表したことを受けた。
清算値は、北海ブレント先物が1.94ドル(2.3%)高の1バレル=85.14ドル。米WTI先物は2.06ドル(2.6%)高の81.55ドル。
ここ数週間にわたり大きな値動きがなかったため、北海ブレントの期間30日のヒストリカル・ボラティリティは2022年2月以来の低水準を付けた。
サウジアラビアは3日、原油価格の下支えに向けて現在行っている日量100万バレルの自主減産を9月まで延長する方針を明らかにした。自主減産のさらなる延長、もしくは減産幅拡大の可能性も示唆した。サウジの発表後、ロシアのノバク副首相は9月の原油輸出を日量30万バレル削減すると表明した。