[3日 ロイター] - アジア時間の原油先物は続伸。サウジアラビアとロシアが9月も供給を削減する方針を示し、供給逼迫観測が広がった。
0042GMT(日本時間午前9時42分)時点で、北海ブレント先物10月限は0.30ドル(0.4%)高の1バレル=85.44ドル。米WTI先物9月限は0.36ドル(0.4%)高の81.90ドル。
いずれも6週連続の上昇となる見通しで、そうなれば今年最長の週間連騰記録になる。
サウジは3日、原油価格の下支えに向けて現在行っている日量100万バレルの自主減産を9月まで延長する方針を明らかにした。ロシアのノバク副首相も9月の原油輸出を日量30万バレル削減すると表明した。
一方、サービス部門の減速などを示す米経済指標を受け、需要を巡る懸念もくすぶっている。