[4日 ロイター] - ロシアのノバク副首相は4日、世界の石油需要は今年、日量240万バレル増加すると述べた。旺盛な需要によって市場は均衡しているという。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の合同閣僚監視委員会(JMMC)後にロシア国営テレビで、ロシアの産油量は日量約950万バレルで安定していると指摘。「ロシアは合意された協定を全面的に順守している。概してOPECプラスの中で、われわれは義務を完全に順守している」とした。
また「われわれの見解では今日の市場は安定している」とし、「価格は許容できる水準にある。ロシアを含むOPECプラスの措置のおかげで、需給バランスは維持されている」と語った。