[シンガポール 7日 ロイター] - 7日の原油先物価格は続伸している。主要産油国のサウジアラビアとロシアが価格下支えに向けて供給抑制を1カ月延長すると表明したことから、4月中旬以来の高値を付けた。
北海ブレント先物は0023GMT(日本時間午前9時23分)時点で0.25ドル(0.3%)高の1バレル=86.49ドル。米WTI先物は0.23ドル(0.3%)高の83.05ドル。
先週の両先物は6週連続で上昇し、2021年12月─22年1月以来の連騰を記録した。
サウジは3日、原油価格の下支えに向け現在行っている日量100万バレルの自主減産を9月まで延長する方針を明らかにした。
ロシアも同日に9月の原油輸出を日量30万バレル削減すると発表した。