[モスクワ 6日 ロイター] - ロシア大統領府(クレムリン)は6日、プーチン大統領がサウジアラビアのムハンマド皇太子と電話で協議し、最近の原油供給削減合意によって世界のエネルギー市場の安定が確保されたとの認識で一致したと発表した。
サウジとロシアは5日、自主的な供給削減を年末まで延長すると発表した。
クレムリンによると、両首脳は主要産油国からなるOPECプラスの枠組み内での両国間の協力に非常に満足し、「減産と自主的な供給削減に関する合意で世界のエネルギー市場の安定が確保できる」との認識を示した。
国営サウジ通信(SPA)は両首脳の電話会談について、このほど開かれた新興5カ国(BRICS)首脳会議のほか、BRICS諸国との経済的な協力関係を構築するサウジの意向などについても協議されたと伝えた。