Stephanie Kelly
[19日 ロイター] - 米国時間の原油先物は一時10カ月ぶりの高値を更新した。サウジアラビアとロシアによる減産延長が材料となった。ただ、その後は投資家による利益確定売りが出たため軟化した。
清算値は、北海ブレント先物が0.09ドル安の1バレル=94.34ドル。一時、昨年11月以来の高値となる95.96ドルを付けた。
米WTI先物は0.28ドル安の91.20ドル。一時はこちらも昨年11月以来の高値となる93.74ドルに達した。
北海ブレント先物が1バレル=95ドルを超えたことを受け、UBSは利益確定を開始したことを明らかにした。それでも同行のストラテジストは、ブレント先物は今後数カ月間、1バレル=90─100ドルのレンジで取引され、年末のターゲットは1バレル=95ドルになると予想している。