Scott DiSavino
[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約2%下落し、3週間ぶりの安値を付けた。価格が上昇していた北海ブレント先物11月限が前週期日を迎えたほか、ドル上昇や利益確定売りなどを受けた。
清算値は、期近物として初日を迎えた北海ブレント先物12月限が1.49ドル(1.6%)安の90.71ドル。前週期日を迎えた11月限と比べて約5%低い水準となり、期近物の下落率としては5月上旬以降で最大となった。
一方、米WTI先物は1.97ドル(2.2%)安の88.82ドルだった。
アナリストによると、原油価格が第3・四半期に30%近く上昇し、10カ月ぶりの高値を付けたことから一部のトレーダーが利益を確定したという。