Stephanie Kelly
[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米国時間の原油先物は上昇した。ただ、週ベースでは3月以来の急落を記録した。 ロシアの燃料輸出禁止措置が一部解除されたほか、マクロ経済への逆風による需要懸念が強まった。
清算値は、北海ブレント先物が0.51ドル高の1バレル=84.58ドル。米WTIが0.48ドル高の82.79ドル。
今週は北海ブレントが約11%下落、WTIが8%超下落した。サウジアラビアとロシアの供給削減で供給量が減少したとしても、高金利継続による世界的な成長鈍化で燃料需要が落ち込むとの懸念が背景にある。