[16日 ロイター] - 16日の取引で原油先物が約5%急落し、4カ月ぶり安値に沈んだ。米中のさえない指標を受け、世界的な原油需要の停滞を巡る懸念が強まった。
清算値は、北海ブレント先物が3.76ドル(4.6%)安の1バレル=77.42ドル、米WTI先物が3.76ドル(4.9%)安の72.90ドル。
北海ブレント先物は一時76.60ドル、WTIは72.16ドルに下落し、ともに7月7日以来の安値を更新した。
米労働省が発表した11日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は1万3000件増の23万1000件となった。市場予想は22万件だった。これは8月以来の高水準。
また、10月の中国製油所の稼働率は前月から減速した。