[ニューヨーク 5日 ロイター] - 5日の取引で原油先物が4営業日続落し、約5カ月ぶり安値近辺に沈んだ。ドル高や需要を巡る懸念が重しとなった。
アナリストの間からは、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が合意した日量約220万バレルの自主減産の効果を巡り懐疑的な見方が出ていることも指摘された。
清算値は、北海ブレント先物が0.83ドル(1.1%)安の1バレル=77.20ドル、米WTI先物が0.72ドル(1.0%)安の72.32ドル。
北海ブレント、WTIともに7月6日以来の安値となる。また、WTIの4日続落は5月以来。