*08:03JST 27日の米国市場ダイジェスト:NYダウは333ドル安、ハイテクの利益確定売り強まる
■NY株式:NYダウは333ドル安、ハイテクの利益確定売り強まる
米国株式市場は下落。
ダウ平均は333.59ドル安の42,992.21ドル、ナスダックは298.33ポイント安の19,722.03で取引を終了した。
年末に向けた利益確定売りに、寄り付き後、下落。
年末年始の祝日を控え、参加者が限定的となる中、中国の指標が冴えず、さらにドイツや韓国などの政局不安も一部投資家心理に影響を与えたと見られ、続落した。
新年度のリバランスに向け、特にハイテクが売られ、相場全体を一段と押し下げ、終日軟調に推移。
終盤にかけ、下げ幅を縮小し、終了した。
セクター別では不動産管理・開発が小幅高、自動車・自動車部品が大幅安となった。
在宅看護などのヘルスケア・サービスを提供するアメディシス(AMED)は管理医療会社のユナイテッドヘルス・グループ(UNH)と司法省の決定を受け合併延期で合意し、上昇。
ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)は、下落した。
冷凍ポテト製品の製造・供給を手掛けるラム・ウェストン・ホールディングス(LW)は物言う投資家のジャナ・パートナーズが同社が現コナグラ・ブランズ(CAG:前コナグラ・フーズ)傘下にあった際、会長を務めたジェフリ―・デラップ氏を執行役員候補に指名したことが好感され、上昇。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は来週の第4四半期の出荷台数発表を警戒し、売られた。
非営利機関として人工知能(AI)開発・研究を行っているオープンAIは営利組織へ転換する計画を明らかにした。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米長期金利の上昇を意識して円買いは縮小
27日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円35銭まで下落後、157円95銭まで反発し157円91銭で引けた。
米11月卸売在庫速報値が予想外のマイナスに落ち込んだほか、米11月前渡商品貿易赤字が予想以上に拡大したことも影響、さらに株安で米国債相場が反発し長期金利が低下に転じ、ドル売りが強まった。
また、日本の物価上昇を受けた日銀の追加利上げ観測、さらに、リスク回避の円買いが強まった。
その後、株式相場が下げ止まり、米長期金利は反転したことから、円買いは後退。
ユーロ・ドルは1.0440ドルから1.0415ドルまで下落し、1.0424ドルで引けた。
独大統領が議会を解散、来年2月23日に総選挙を行うとの決定を受け政局不透明感がユーロ売り材料となった。
ユーロ・円は164円83銭まで上昇後、164円18銭まで反落。
ポンド・ドルは1.2553ドルから1.2593ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.9001フランから0.9028フランまで上昇した。
■NY原油:反発、時間外取引で70.75ドルまで買われる
NYMEX原油2月限終値:70.60 ↑0.98
27日のNY原油先物2月限は反発。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+0.98ドル(+1.41%)の70.60ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは69.44ドル-70.75ドル。
アジア市場の前半に69.44ドルまで売られたが、供給超過の不安はないため、調整的な買いが入ったようだ。
通常取引終了後の時間外取引で70.75ドルまで上昇。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 44.34ドル -0.21ドル(-0.47%)
モルガン・スタンレー(MS) 126.76ドル -1.27ドル(-0.99%)
ゴールドマン・サックス(GS)576.18ドル -5.05ドル(-0.86%)
インテル(INTC) 20.30ドル -0.14ドル(-0.68%)
アップル(AAPL) 255.59ドル -3.43ドル(-1.32%)
アルファベット(GOOG) 194.04ドル -3.06ドル(-1.55%)
メタ(META) 599.81ドル -3.54ドル(-0.58%)
キャタピラー(CAT) 364.86ドル -2.26ドル(-0.61%)
アルコア(AA) 37.68ドル -0.67ドル(-1.74%)
ウォルマート(WMT) 91.66ドル -1.13ドル(-1.21%)
米国株式市場は下落。
ダウ平均は333.59ドル安の42,992.21ドル、ナスダックは298.33ポイント安の19,722.03で取引を終了した。
年末に向けた利益確定売りに、寄り付き後、下落。
年末年始の祝日を控え、参加者が限定的となる中、中国の指標が冴えず、さらにドイツや韓国などの政局不安も一部投資家心理に影響を与えたと見られ、続落した。
新年度のリバランスに向け、特にハイテクが売られ、相場全体を一段と押し下げ、終日軟調に推移。
終盤にかけ、下げ幅を縮小し、終了した。
セクター別では不動産管理・開発が小幅高、自動車・自動車部品が大幅安となった。
在宅看護などのヘルスケア・サービスを提供するアメディシス(AMED)は管理医療会社のユナイテッドヘルス・グループ(UNH)と司法省の決定を受け合併延期で合意し、上昇。
ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)は、下落した。
冷凍ポテト製品の製造・供給を手掛けるラム・ウェストン・ホールディングス(LW)は物言う投資家のジャナ・パートナーズが同社が現コナグラ・ブランズ(CAG:前コナグラ・フーズ)傘下にあった際、会長を務めたジェフリ―・デラップ氏を執行役員候補に指名したことが好感され、上昇。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は来週の第4四半期の出荷台数発表を警戒し、売られた。
非営利機関として人工知能(AI)開発・研究を行っているオープンAIは営利組織へ転換する計画を明らかにした。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米長期金利の上昇を意識して円買いは縮小
27日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円35銭まで下落後、157円95銭まで反発し157円91銭で引けた。
米11月卸売在庫速報値が予想外のマイナスに落ち込んだほか、米11月前渡商品貿易赤字が予想以上に拡大したことも影響、さらに株安で米国債相場が反発し長期金利が低下に転じ、ドル売りが強まった。
また、日本の物価上昇を受けた日銀の追加利上げ観測、さらに、リスク回避の円買いが強まった。
その後、株式相場が下げ止まり、米長期金利は反転したことから、円買いは後退。
ユーロ・ドルは1.0440ドルから1.0415ドルまで下落し、1.0424ドルで引けた。
独大統領が議会を解散、来年2月23日に総選挙を行うとの決定を受け政局不透明感がユーロ売り材料となった。
ユーロ・円は164円83銭まで上昇後、164円18銭まで反落。
ポンド・ドルは1.2553ドルから1.2593ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.9001フランから0.9028フランまで上昇した。
■NY原油:反発、時間外取引で70.75ドルまで買われる
NYMEX原油2月限終値:70.60 ↑0.98
27日のNY原油先物2月限は反発。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+0.98ドル(+1.41%)の70.60ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは69.44ドル-70.75ドル。
アジア市場の前半に69.44ドルまで売られたが、供給超過の不安はないため、調整的な買いが入ったようだ。
通常取引終了後の時間外取引で70.75ドルまで上昇。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 44.34ドル -0.21ドル(-0.47%)
モルガン・スタンレー(MS) 126.76ドル -1.27ドル(-0.99%)
ゴールドマン・サックス(GS)576.18ドル -5.05ドル(-0.86%)
インテル(INTC) 20.30ドル -0.14ドル(-0.68%)
アップル(AAPL) 255.59ドル -3.43ドル(-1.32%)
アルファベット(GOOG) 194.04ドル -3.06ドル(-1.55%)
メタ(META) 599.81ドル -3.54ドル(-0.58%)
キャタピラー(CAT) 364.86ドル -2.26ドル(-0.61%)
アルコア(AA) 37.68ドル -0.67ドル(-1.74%)
ウォルマート(WMT) 91.66ドル -1.13ドル(-1.21%)