Nicole Jao
[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米国時間の原油先物は下落した。アンゴラが石油輸出国機構(OPEC)からの脱退を表明したことで、供給制限により原油価格の下支えを図るOPECの方策の実効性に疑問が生じた。
清算値は、北海ブレント先物が0.31ドル安の1バレル=79.39ドル。米WTI先物は0.33ドル安の73.89ドル。両先物とも、一時は1ドル超下落していた。
アンゴラのアゼベド石油相は「OPECにとどまっても何の利益も得られないと感じており、利益を守るために脱退を決断した」と説明。ロウレンソ大統領もOPECから脱退する決定を承認した。