Yuka Obayashi
[東京 25日 ロイター] - アジア時間の原油先物は上昇。米原油在庫が予想以上に減少したほか、中国人民銀行(中央銀行)による預金準備率引き下げを受けて追加刺激策や同国の景気回復に対する期待が高まった。
0128GMT(日本時間午前10時28分)時点で、北海ブレント先物3月限は0.20ドル(0.3%)高の1バレル=80.24ドル。米WTI先物は0.22ドル(0.3%)高の75.31ドル。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間統計によると、米原油在庫は920万バレル減と、減少幅はロイターがまとめたアナリスト予想(220万バレル)の4倍以上となった。
中国人民銀行の潘功勝総裁は24日、預金準備率を0.5%ポイント引き下げると発表。これにより、1兆元(1394億5000万ドル)が市場に放出されると説明した。