[モスクワ 3日 ロイター] - ロシア財務省が3日発表したデータによると、3月の石油・ガス歳入は前月比約40%増の1兆3100億ルーブル(142億ドル)だった。
利益税の税収が寄与した。3月の同税収は約5880億ルーブル。2月は4億ルーブルが企業に還付された。
3月の石油・ガス歳入は前年同月比では90%増加した。 石油・ガス歳入は歳入全体の約3分の1を占める。
3月の鉱物採掘税収入は9950億ルーブルで、2月の1兆2000億ルーブルから減少した。
ロシアは今年から原油・石油製品輸出税を撤廃し、税収不足を補うため、鉱物採掘税の税率を引き上げた。
政府は今年の石油・ガス歳入が前年比30%増の11兆5000億ルーブルになると想定している。昨年は石油価格の下落や西側諸国の制裁によるガス輸出急減で24%減少していた。