サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

仏サノフィ、インスリンや特許切れ薬30種を低所得40カ国に安く提供へ

発行済 2022-07-05 14:52
更新済 2022-07-05 14:54
© Reuters.  7月4日、フランスの医薬品大手サノフィは、取り扱う医薬品のうち糖尿病治療のインスリンを筆頭に30種類を世界の低所得国40カ国で、非営利ベースで入手できるようにすると発表

[ロンドン 4日 ロイター] - フランスの医薬品大手サノフィは、取り扱う医薬品のうち糖尿病治療のインスリンを筆頭に30種類を世界の低所得国40カ国で、非営利ベースで入手できるようにすると発表した。いずれも世界保健機関(WHO)の必須医薬品リストに載っている薬で、世界的に入手を促進する計画の手始めとする。

© Reuters.  7月4日、フランスの医薬品大手サノフィは、取り扱う医薬品のうち糖尿病治療のインスリンを筆頭に30種類を世界の低所得国40カ国で、非営利ベースで入手できるようにすると発表した。写真はパリで2月撮影(2022年 ロイター/Benoit Tessier)

対象は他にはがんや高血圧やマラリアや結核などの特許切れ医薬品。サノフィが昨年始めたグローバル・ヘルス部門の事業とし、同社の商業ビジネスとは分ける。今回の事業には2500万ドルを基金として出資する計画で、提供先の国の新興医療ビジネスを支援したり、医薬品使用の訓練をしたりする費用に充てる。

提供先はニジェールからジンバブエに至るアフリカ諸国が多いが、中東紛争地域のシリアや、カンボジアやミャンマーなどアジアの国も含まれる。

今回の計画で医薬品の価格をどの程度下げるのかは具体的には明らかにしていない。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます