8日の米国株はもみあいか。
7日のNY市場は反発。
アジア株の下落などで売りが先行したほか、原油先物相場の下落も重しとなったが、週間新規失業保険申請件数の結果を好感する動きや国債利回りの上昇が一服したことなどで、徐々に持ち直す動きとなっていった。
アリババの決算を受けたハイテク株買いの流れも支援に。
ダウ平均は82.08ドル高の17924.06、ナスダックは25.90ポイント高の4945.54。
本日の取引では雇用統計が焦点。
先のFRB議長発言からも利上げのタイミングは遠くないといった見方が強まっている気配もあり、雇用統計が下振れした場合は、ストレートに米国の景気減速懸念が強まることとなろう。
ギリシャ問題の行方にも不透明感が残り、リスクオフの流れが鮮明化するリスクもある。
目先におけるNYダウの下値目処は17800ドル近辺、上値目処は18100ドル近辺か。