英国の金融行動監視機構(FCA)は、規制サンドボックスの第4群に参加が認められた29社の内、40パーセントが分散型台帳技術(DLT)を使用していることを、7月3日の発表で明らかにした。
規制サンドボックスは、企業が実際の市場環境下で、消費者を適切に保護しながら、制約の多い規制を受けることなく、様々な製品やサービスの試験事業を実施することをサポートするイニシアティブだ。このサンドボックスは2014年に競争力強化を目的に立ち上げられた「イノベート」イニシアティブの一環であり、「イノベート」には現在までに1200を超える申請が出され、500社以上がサポートされてきた。