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欧州為替:ユーロ上昇、ギリシャ最終文書とインフレ率+0.3%で

発行済 2015-06-02 21:05
更新済 2015-06-02 21:33
欧州為替:ユーロ上昇、ギリシャ最終文書とインフレ率+0.3%で
2日のロンドン外国為替市場のドル・円は、米国10年債利回りの上昇を受けて、124円48銭から124円83銭まで強含みに推移した。
ユーロ・ドルは、ユーロ圏5月の消費者物価指数が予想を上回ったこと、ギリシャ債務協議が合意間近との思惑から、1.0946ドルから1.1056ドルまで上昇した。
ユーロ・円は、136円35銭から137円91銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、英国の5月建設業PMIが予想を上回ったことで、1.5182ドルから1.5269ドルまで上昇した。
ドル・スイスフランは、0.9389フランから0.9444フランで推移した。
[経済指標] ・英・4月住宅ローン承認件数:68100件(予想:63500件、3月:61900万件) ・英・5月建設業PMI:55.9(予想:55.0、4月:54.2) ・ユーロ圏・4月生産者物価指数:前月比-0.1%、前年比-2.2%(予想:前年比-2.0%、3月:-2.3%) ・ユーロ圏・5月消費者物価指数速報値:前年比+0.3%(予想:前年比+0.2%、4月:0.0%) ・ユーロ圏・5月コア消費者物価指数速報値:前年比+0.9%(予想:前年比+0.7%、4月:+0.6%) ・ギリシャ・5月製造業PMI:48.0(4月:46.5) ・ブ・4月鉱工業生産:前月比-1.2%、前年比-7.6%(3月:-0.7%、-3.4%) [要人発言] ・ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁 「ギリシャの緊縮財政が国民生活を圧迫しており、国民は怒っている」 「妥協はそう遠くない。
ユーロ圏離脱は無い」 ・関係筋 「国際債権団は、ギリシャへの最終文書を大筋でまとめた」

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