本日のマザーズ先物は続伸が予想される。
30日の米国市場は商務省が発表した4−6月期の国内総生産(GDP)速報値が過去最大の落ち込みとなったほか、週次失業保険申請数も2週連続で増加したため回復ペースの鈍化懸念で大きく下落して寄り付いた。
ただ、主要企業決算が予想を上回ったことが好感されており、引け後に決算の発表を控えた主要ハイテク株が上昇に転じると、下げ幅を縮小して取引を終了した。
ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇。
本日のマザーズ先物は、米ナスダックが上昇したことや、ナイトセッションが小幅安にとどまったことを受けて続伸が予想される。
また、米アマゾン、米アップル、米フェイスブックが取引時間終了後に発表した決算が市場予想を上回ったことで、個人投資家のリスクセンチメントが改善し、マザーズ先物をけん引することが期待される。
国内では東京都が都内の飲食店・カラオケ店にコロナ感染対策の一環として自粛を要請したことで、在宅ワーク関連や巣ごもり関連である時価総額上位のメルカリ (T:4385)、弁護士ドットコム (T:6027)、BASE (T:4477)などの思惑が高まり相場を下支えすることが期待されよう。