19日のニューヨーク外為市場でドル・円は106円77銭まで下落後、107円06銭まで上昇して引けた。
中国が米中第1段階貿易協定を順守し米農産物購入を拡大する意向であるとの報道が好感されリスク選好の円売りが優勢となったのち、米国の数州で連日ウィルス感染者数が急増したと伝えられると感染第2波への警戒感が強まり円買いが再燃。
ユーロ・ドルは1.1254ドルまで上昇後、1.1168ドルまで下落し引けた。
メルケル独首相やラガルドECB総裁が、「もし、パンデミック救済策で合意できなければ、結果は悲惨なものになる」とウイルス復興基金の速やかな合意を要請したため期待感からユーロ買いが強まった。
その後、物別れに終わったとの報道でユーロ買いが後退。
ユーロ・円は120円21銭まで上昇後、119円45銭まで下落。
ポンド・ドルは1.2412ドルまで上昇後、1.2344ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.9488フランまで下落後、0.9531フランまで上昇した。
[経済指標]・米・1-3月期経常収支:‐1042億ドル(予想:-1029億ドル、10-12月期:−1043億ドル←-1098億ドル)