ソフトブレーン (T:4779)は企業の営業課題を解決、支援するためのSFA/CRM(営業支援/顧客管理)ソフトの大手で、SFAの分野では国内で2~3割の市場シェアを握る。
子会社で展開しているフィールドマーケティング事業が第2の収益の柱に成長している。
2015年12月期第2四半期累計(2015年1月−6月)の連結業績は、売上高が前年同期比20.3%増の2,949百万円、営業利益が同26.3%増の368百万円となった。
eセールスマネージャー関連事業、フィールドマーケティング事業の主力2事業が揃って2ケタ増収と好調に推移したのが要因だ。
また、子会社であるソフトブレーン・フィールド(株)の株式を追加取得したことに伴う少数株主利益の減少で、四半期純利益は同62.3%増の203百万円と大幅増益となり、いずれも期初会社計画を上回って着地した。
2015年12月期は売上高が前期比9.4%増の5,400百万円、営業利益が同14.3%増の650百万円と期初会社計画を据え置いている。
7月以降も受注状況は主力2事業ともに順調に推移していることから、今後市場環境に大きな変化がなければ上方修正される公算が大きいと弊社ではみている。
とりわけ、営業支援ソフトのeセールスマネージャーは企業におけるスマートデバイスの普及により、営業効率を高めるツールとして重要性が今まで以上に高まっており、導入支援などコンサルティングサービスも含めて、今後も顧客数の拡大が期待できよう。
また、今年8月より新たなロボティクス分野でのサービス開発もスタートしている。
まずは「Pepper」とeセールスマネージャーを連携し、企業の受付業務などの需要を開拓していきたい考えだ。
なお、配当金に関しては今期も無配を予定している。
現状は事業を拡大していくための投資フェーズにあると考えており、内部留保資金に関しては開発費や販促費などに優先的に振り向けていく。
株主還元方針に関しては、経営状況を鑑みながら改めて検討していくとしている。
■Check Point ・第2四半期累計の連結業績は2ケタ増収増益と好調な決算 ・期初計画を据え置きも、計画を上回る公算大 ・順調に推移中のフィールドマーケティング事業は大幅増収を見込む (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
子会社で展開しているフィールドマーケティング事業が第2の収益の柱に成長している。
2015年12月期第2四半期累計(2015年1月−6月)の連結業績は、売上高が前年同期比20.3%増の2,949百万円、営業利益が同26.3%増の368百万円となった。
eセールスマネージャー関連事業、フィールドマーケティング事業の主力2事業が揃って2ケタ増収と好調に推移したのが要因だ。
また、子会社であるソフトブレーン・フィールド(株)の株式を追加取得したことに伴う少数株主利益の減少で、四半期純利益は同62.3%増の203百万円と大幅増益となり、いずれも期初会社計画を上回って着地した。
2015年12月期は売上高が前期比9.4%増の5,400百万円、営業利益が同14.3%増の650百万円と期初会社計画を据え置いている。
7月以降も受注状況は主力2事業ともに順調に推移していることから、今後市場環境に大きな変化がなければ上方修正される公算が大きいと弊社ではみている。
とりわけ、営業支援ソフトのeセールスマネージャーは企業におけるスマートデバイスの普及により、営業効率を高めるツールとして重要性が今まで以上に高まっており、導入支援などコンサルティングサービスも含めて、今後も顧客数の拡大が期待できよう。
また、今年8月より新たなロボティクス分野でのサービス開発もスタートしている。
まずは「Pepper」とeセールスマネージャーを連携し、企業の受付業務などの需要を開拓していきたい考えだ。
なお、配当金に関しては今期も無配を予定している。
現状は事業を拡大していくための投資フェーズにあると考えており、内部留保資金に関しては開発費や販促費などに優先的に振り向けていく。
株主還元方針に関しては、経営状況を鑑みながら改めて検討していくとしている。
■Check Point ・第2四半期累計の連結業績は2ケタ増収増益と好調な決算 ・期初計画を据え置きも、計画を上回る公算大 ・順調に推移中のフィールドマーケティング事業は大幅増収を見込む (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)