仮想通貨が主流の金融の地位を奪い続けているため、かつては慎重だった世界中の投資家が、仮想通貨を悪い投資と見なす姿勢を考え直している。この気持ちの変化によって巨大な投資家たちからの資金供給が増えたことで、仮想通貨企業の市場評価がより高まる結果をもたらした。
プライスウォーターハウスクーパースで仮想通貨分野のリーダーを務めるアンリ・アルスラニアン氏はこの傾向について言及し、ベンチャーキャピタル(VC)やプライベートエクイティ、年金基金のより大規模なプレイヤーたちが、より小規模なブティック型企業やファミリーオフィスを、仮想通貨関連の最新のイノベーションへの参加から追いやっていると主張した。