日本企業の2015年3月期の決算が概ね出揃った。
先日、日経平均株価が2万円を超えた際には、「日本株はバブル」との声も聞かれたが、日本の企業業績は好調を維持している。
日経平均の予想PERは約16倍と米国の同約18倍(ダウ、S&P500)と比べても明らかに割安で、バブルとはほど遠い水準にある。
日経平均採用銘柄の一株あたり利益は1200円を超える見込みである。
日本企業の業績見通しは下方修正を嫌う慣習から保守的になりがちで、年度末に向け上積みが期待でき、PER的にはさらに割安感が出てくると思われる。
需給的にも、足元では東証の空売り比率は30%を超え、売買代金の約3分の1が空売りとなっており、良好ということができる(買い戻しが期待できる)。
最近よく話題になっているセル・イン・メイ(5月に売れ)や、ギリシャ問題がらみのリスクオフにより株価が調整した場合には絶好の買い場となる可能性がある。
株価は最終的には企業業績というファンダメンタルズに収束するからだ。
なお、日本の株式市場ではセル・イン・メイは実証されておらず、年間の12ヶ月中で特に目立って下落率が高いというわけではない(中位)。
先日、日経平均株価が2万円を超えた際には、「日本株はバブル」との声も聞かれたが、日本の企業業績は好調を維持している。
日経平均の予想PERは約16倍と米国の同約18倍(ダウ、S&P500)と比べても明らかに割安で、バブルとはほど遠い水準にある。
日経平均採用銘柄の一株あたり利益は1200円を超える見込みである。
日本企業の業績見通しは下方修正を嫌う慣習から保守的になりがちで、年度末に向け上積みが期待でき、PER的にはさらに割安感が出てくると思われる。
需給的にも、足元では東証の空売り比率は30%を超え、売買代金の約3分の1が空売りとなっており、良好ということができる(買い戻しが期待できる)。
最近よく話題になっているセル・イン・メイ(5月に売れ)や、ギリシャ問題がらみのリスクオフにより株価が調整した場合には絶好の買い場となる可能性がある。
株価は最終的には企業業績というファンダメンタルズに収束するからだ。
なお、日本の株式市場ではセル・イン・メイは実証されておらず、年間の12ヶ月中で特に目立って下落率が高いというわけではない(中位)。