ヒマラヤ {{|0:}}は、一般スポーツ、ゴルフ用品の小売チェーンで業界3位。
関東以西の中小規模商圏をターゲットに出店を拡大中。
首都圏で展開する子会社の(株)ビーアンドディー(以下B&D)も、東京オリンピックの開催に向けて今後、出店ペースを加速していく計画で、グループ店舗数は2015年2月末の149店舗から2017年8月末には187店舗まで拡大する。
2015年8月期第2四半期累計(2014年9月−2015年2月期)の連結業績は、売上高が前年同期比4.3%増の34,587百万円、経常利益が同17.5%減の508百万円となった。
消費増税後の客足低迷が長期化したことや天候不順が重なったことが響き、期初計画は下回ったものの、連結売上総利益率は前年同期比で1.1ポイント改善するなど、収益力向上に向けた施策は順調に進んでいる。
2015年8月期の連結業績予想では、売上高が前期比6.7%増の73,700百万円、経常利益は同10.9%増の2,455百万円と2期ぶりの増益に転じる見通し。
上期の進捗はやや計画を下回ったものの、下期は消費増税の影響が一巡するほか、適時適量仕入やプロパー販売力の強化による売上総利益率の向上、新規出店の寄与などにより、計画の達成を目指していく考えだ。
中期的には、関東以西でのドミナント戦略による積極的な出店と地域特性に合わせた商品戦略、総利益率の改善に向けた取り組みを一層強化していくことで、収益拡大を推進していく方針だ。
中期計画の最終年度となる2017年8月期には、連結売上高86,000百万円、経常利益3,400百万円を目標に掲げているが、東北、北海道エリアなど未開拓エリアも残っており、中長期的な成長余地は大きいと言えよう。
■Check Point ・ドミナント戦略を基本に出店、店舗数増により増収 ・適時適量仕入とプロパー販売強化により総利益率が改善 ・収益性改善と売上回復により通期業績は増収増益を見込む (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
関東以西の中小規模商圏をターゲットに出店を拡大中。
首都圏で展開する子会社の(株)ビーアンドディー(以下B&D)も、東京オリンピックの開催に向けて今後、出店ペースを加速していく計画で、グループ店舗数は2015年2月末の149店舗から2017年8月末には187店舗まで拡大する。
2015年8月期第2四半期累計(2014年9月−2015年2月期)の連結業績は、売上高が前年同期比4.3%増の34,587百万円、経常利益が同17.5%減の508百万円となった。
消費増税後の客足低迷が長期化したことや天候不順が重なったことが響き、期初計画は下回ったものの、連結売上総利益率は前年同期比で1.1ポイント改善するなど、収益力向上に向けた施策は順調に進んでいる。
2015年8月期の連結業績予想では、売上高が前期比6.7%増の73,700百万円、経常利益は同10.9%増の2,455百万円と2期ぶりの増益に転じる見通し。
上期の進捗はやや計画を下回ったものの、下期は消費増税の影響が一巡するほか、適時適量仕入やプロパー販売力の強化による売上総利益率の向上、新規出店の寄与などにより、計画の達成を目指していく考えだ。
中期的には、関東以西でのドミナント戦略による積極的な出店と地域特性に合わせた商品戦略、総利益率の改善に向けた取り組みを一層強化していくことで、収益拡大を推進していく方針だ。
中期計画の最終年度となる2017年8月期には、連結売上高86,000百万円、経常利益3,400百万円を目標に掲げているが、東北、北海道エリアなど未開拓エリアも残っており、中長期的な成長余地は大きいと言えよう。
■Check Point ・ドミナント戦略を基本に出店、店舗数増により増収 ・適時適量仕入とプロパー販売強化により総利益率が改善 ・収益性改善と売上回復により通期業績は増収増益を見込む (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)