[ワシントン 3日 ロイター] - クレイン米大統領首席補佐官は3日、米国の経済指標は堅調との考えを示し、米経済はリセッション(景気後退)に陥っていないと述べた。
労働省が朝方発表した10月29日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は21万7000件と、1000件減少。国内需要の減速にもかかわらず、労働市場が堅調さを維持していることが示唆された。
クレイン氏はMSNBCのインタビューに対し「新規失業保険申請件数は歴史的な低水準にある。米経済は成長しており、堅調だ。雇用も創出されている」とし、「米経済はリセッションに陥っていない」と述べた。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官もこれに先立ちMSBCに対し「労働市場は力強い」とし、「リセッションに備えるための会合などは一切、開かれていない」と述べていた。