[東京 25日 ロイター] - ソニーグループは25日、家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS5)」を9月15日から値上げすると発表した。物価上昇や為替変動などを踏まえ、日本をはじめ、欧州、中東、アフリカ、南米、カナダで値上げを実施する。世界的にドル高が進行していることもあり、米国は価格を据え置く。
日本では、ディスクドライブ搭載版を従来の5万4978円(税込)から6万0478円(同)に、デジタル・エディションを4万3978円(同)から4万9478円(同)にそれぞれ5500円引き上げる。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)CEOのジム・ライアン氏は現在の世界経済の状況やSIEのビジネスへの影響を踏まえ、「どうしても避けられない決断だった。今後、供給状況の改善を最優先に取り組んでいく」と、プレイステーションのブログでコメントした。