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古いディーゼル乗用車の乗り入れ規制強化で白金の需要増期待 サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

発行済 2018-10-10 09:14
更新済 2018-10-10 09:20
こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
連休明け9日の貴金属の価格はニューヨーク安や円高を反映して軟調。
金価格も白金価格も続落となりました。
今回は、白金市場についてのレポートをご紹介します。


松永さんのレポートでは、『ドイツの放送局であるRBBによると、ベルリン市とドイツ当局は古いディーゼル乗用車の乗り入れを主要道路を含めた20ヵ所で禁止することを検討している』と伝えています。
それが実現すると古いディーゼル乗用車の買い替えが進みそうですね。


続けて、『ドイツ政府は10月2日、古いディーゼル車の下取りによる買い替え促進などを含む排ガス対策を発表しました』と述べています。
加えて、ルノーは『欧州排ガス規制がユーロ5以下のディーゼル車保有者がルノーの新車を購入した場合、2000ユーロ(約26万円)~1万ユーロ(約131万円)を支援する』と発表し、それに対してフォルクス・ワーゲンは『排ガス規制がユーロ1~4のディーゼル車に対して平均4000ユーロ(約52万円)、ユーロ5のディーゼル車に対して平均5000ユーロ(約65万円)を支援する』と発表したことを伝えています。


最後に、白金やパラジウムの需要について『ここにきてドイツで古いディーゼル乗用車の乗り入れ規制が強化されれば、古いディーゼル車からの買い替えが促進されることになります。
そうなれば、自動車触媒に多く使用される白金やパラジウムの需要が増加することになります』との見解を示しています。


参考にしてみてくださいね。


上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の10月9日付「白金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。


フィスコマーケットレポーター 三井智映子


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