(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 8555.60(+58.42)
前営業日終値 8497.18(‐ 7.49)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 1807.72(‐ 0.34)
前営業日終値 1808.06(+11.88)
S&P総合500種<.SPX>
終値 918.37(+ 7.66)
前営業日終値 910.71(‐ 1.26)
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[ニューヨーク 18日 ロイター] 米株式市場はダウとS&Pが4営業日ぶりに反
発。米フィラデルフィア地区連銀製造業業況指数などの指標を受け、経済が安定化しつつ
あるとの期待が再び高まった。
ダウ工業株30種<.DJI>は58.42ドル(0.69%)高の8555.60ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は0.34ポイント(0.02%)安の1807.72。
S&P総合500種<.SPX>は7.66ポイント(0.84%)高の918.37。
今週下げを主導していた金融株がこの日の上昇を支えた。ディスカバー・フィナンシャ
ル・サービシズ
ほど大きくなかったことや、不良債権が予想されていたほど増えなかったことが支援材料
になった。
保険会社リンカーン・ナショナル
判断引き上げが好感された。フィラデルフィアKBW保険株指数<.KIX>は1.8%上昇。
S&P金融株指数<.GSPF>は2.5%高となった。
この日発表された新規失業保険週間申請件数は前週から増加したものの、受給総数が
1月以来初めて減少に転じた。また、フィラデルフィア地区連銀が発表した6月の製造業
業況指数はマイナス2.2と、9カ月連続で判断の分かれ目となるゼロを割り込んだもの
の、市場予想のマイナス17を大幅に上回った。
ゼファー・マネジメントのマネジングディレクター、ジム・アワド氏は「これらのデー
タは、今四半期に経済が底を打つのではないかという見方を支持する内容だった」と指摘
した。
ナスダックは一部の大型ハイテク株の下落に圧迫され、ほぼ変わらずで引けた。カナダ
の携帯情報端末大手リサーチ・イン・モーション(RIM)
終了後の時間外取引で、決算発表を受けて5.2%急落した。同社の決算は増益となった
ものの、失望を誘う見通しを示した。通常取引の終値は約1%安。
経済動向に左右されにくいヘルスケア関連株やその他のディフェンシブ銘柄は上昇し、
相場を支援。医薬品大手メルク
一方、機械大手キャタピラー
販売の減少ペースが5月に加速したことが嫌気された。
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