10日の香港市場は値上がり。
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比49.84ポイント(0.21%)高の23574.98ポイントと3日続伸し、本土企業株で構成されるH株指数は50.04ポイント(0.50%)高の10125.21ポイントと5日続伸した。
ハンセン指数は約3カ月半、H株指数はおよそ1年1カ月ぶりの高値をそれぞれ切り上げている。
売買代金は856億1200万香港ドルとなった(9日は959億4600万香港ドル)。
内外の好材料で買われる展開。
米国で大型減税の期待感が高まるなか、昨夜のNYダウが史上最高値を更新した流れを継いだ。
中国貿易統計の上振れで、中国景気の先行きも楽観される。
取引時間中に公表された今年1月の輸出(人民元建て)は、市場予想(5.2%増)を大幅に上回る15.9%増を達成した。
ハンセン指数の構成銘柄では、金融大手グループのHSBC(5/HK)が1.3%高の67.05香港ドルとしっかり。
終値ベースで1年8カ月ぶりの高値を回復した。
同銘柄の指数寄与度は31.6ポイントに上っている。
エネルギー関連株も上げが目立つ。
石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)が2.7%高、石油グループ大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が2.0%高で引けた。
海運や港湾、商社など貿易関連セクターも物色される。
中遠海運HD(1919/HK)が3.0%高、中遠海運発展(2866/HK)が2.9%高、招商局港口HD(144/HK)が2.8%高、利豊(リー&フン:494/HK)が1.8%高と上昇した。
ゼネコンや建機のインフラセクターも高い。
中国交通建設(1800/HK)が1.9%、中国鉄建(1186/HK)が1.8%、中聯重科(1157/HK)が3.4%、中国龍工HD(3339/HK)が2.9%ずつ値を上げた。
PPP(官民連携)プロジェクトの拡大や「一帯一路」戦略の推進といった政策を追い風に、今年はインフラ建設投資が増えるとの期待が高まっている。
【亜州IR】
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比49.84ポイント(0.21%)高の23574.98ポイントと3日続伸し、本土企業株で構成されるH株指数は50.04ポイント(0.50%)高の10125.21ポイントと5日続伸した。
ハンセン指数は約3カ月半、H株指数はおよそ1年1カ月ぶりの高値をそれぞれ切り上げている。
売買代金は856億1200万香港ドルとなった(9日は959億4600万香港ドル)。
内外の好材料で買われる展開。
米国で大型減税の期待感が高まるなか、昨夜のNYダウが史上最高値を更新した流れを継いだ。
中国貿易統計の上振れで、中国景気の先行きも楽観される。
取引時間中に公表された今年1月の輸出(人民元建て)は、市場予想(5.2%増)を大幅に上回る15.9%増を達成した。
ハンセン指数の構成銘柄では、金融大手グループのHSBC(5/HK)が1.3%高の67.05香港ドルとしっかり。
終値ベースで1年8カ月ぶりの高値を回復した。
同銘柄の指数寄与度は31.6ポイントに上っている。
エネルギー関連株も上げが目立つ。
石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)が2.7%高、石油グループ大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が2.0%高で引けた。
海運や港湾、商社など貿易関連セクターも物色される。
中遠海運HD(1919/HK)が3.0%高、中遠海運発展(2866/HK)が2.9%高、招商局港口HD(144/HK)が2.8%高、利豊(リー&フン:494/HK)が1.8%高と上昇した。
ゼネコンや建機のインフラセクターも高い。
中国交通建設(1800/HK)が1.9%、中国鉄建(1186/HK)が1.8%、中聯重科(1157/HK)が3.4%、中国龍工HD(3339/HK)が2.9%ずつ値を上げた。
PPP(官民連携)プロジェクトの拡大や「一帯一路」戦略の推進といった政策を追い風に、今年はインフラ建設投資が増えるとの期待が高まっている。
【亜州IR】